ふる・びる【古びる/旧びる】
[動バ上一][文]ふる・ぶ[バ上二] 1 古くなる。古くさくなる。「—・びた洋服」 2 老人くさくなる。「—・びたる声にて、いなや、こは誰ぞとのたまふ」〈堤・花桜をる少将〉
ふる‐めかし・い【古めかしい】
[形][文]ふるめか・し[シク] 1 いかにも古く感じられる。古風である。「—・い建物」 2 老人くさい。「いと—・しき咳(しはぶき)うちして」〈源・朝顔〉 [派生]ふるめかしさ[名]
ふる‐め・く【古めく】
[動カ四] 1 古びてみえる。古風である。旧式である。「わりなう—・きたる鏡台」〈源・末摘花〉 2 老人くさくみえる。「泣き給ふも、—・い給ふしるしの涙もろさにや」〈源・竹河〉
ぶとう‐びょう【舞踏病】
顔・手足に不随意運動を生じ、踊りのような手ぶり身ぶりを示す病気。脳の異常で起こるハンチントン病、脳動脈の硬化で起こる老人性舞踏病、子供のリウマチ熱に伴って起こる小舞踏病などがある。
プロジェリア【progeria】
成長障害を示す遺伝性疾患。若年から、からだ、特に顔貌(がんぼう)が老人化してしまう。若年死が多く、死因は循環器障害など。
プロテウス【Prōteus】
ギリシャ神話で、海に住む老人。海神ポセイドンの従者で、予言と変身の術に長じたといわれる。 (Proteus)海王星の第8衛星。1989年にボイジャー2号の接近で発見された。名はに由来。海王...
ヘルパー【helper】
手助けする人。特に、家事の手伝いをする人。また、老人やからだの不自由な人の世話をする人。「ホーム—」
へんよう【変容】
伊藤整による小説。雑誌「世界」に連載されたのち、昭和43年(1968)に刊行。老人の性を描き話題となった。
ほうろく‐ずきん【焙烙頭巾】
焙烙の形をした丸い頭巾。僧や老人が多く用いた。大黒頭巾。丸頭巾。ほうらくずきん。
ほく‐そう【北叟】
北辺に住む老人。「淮南子(えなんじ)」人間訓の「塞翁が馬」の故事の塞翁をいう。