えびちゃ‐ばかま【葡萄茶袴】
1 えび茶色の袴。明治の女学生が用いた。下田歌子が華族女学校の制服に考案したのが始まり。 2 「葡萄茶式部」に同じ。
エビングハウス【Hermann Ebbinghaus】
[1850〜1909]ドイツの心理学者。記憶を数量的に測定して、忘却曲線を考案、実験心理学の創始者の一人となった。著「記憶について」「心理学要綱」など。
エムアイティー‐ライセンス【MITライセンス】
《MIT License》オープンソースのソフトウエアについて定めたライセンスの一。1980年代に米国マサチューセッツ工科大学(MIT)で考案されたライセンスを起源とし、ソフトウエアの自由・無償...
エラトステネス‐の‐ふるい【エラトステネスの篩】
古代ギリシャの学者エラトステネスが考案した素数の選別法。自然数を小さい順に並べ、まず1を消去し、次に2、3、5…と小さい方の素数を残してそれらの倍数を消去することで、最終的にある整数以下のすべて...
エルガマル‐あんごう【エルガマル暗号】
《Elgamal encryption》公開鍵暗号の一。解を得ることが困難な離散対数問題の数学的な性質に基づく。エジプト出身の暗号学者ターヘル=エルガマルの考案。
エルビー‐ばいち【LB培地】
細菌などの培養に用いる培地。天然物から作られる天然培地の一。名称は考案者のルリアとベルターニの頭文字から。トリプトン、酵母抽出物、塩化ナトリウムを含む。大腸菌の培養に向く。ルリア培地。ルリアベル...
エルビー‐まく【LB膜】
《Langmuir-Blodgett film》有機単分子層を重ねた機能性超薄膜。水面上に25万分の1ミリメートルで広がった有機分子膜を、ガラスなどの固体基板上に移したもの。ラングミュアブロジェ...
エルレンマイヤー‐フラスコ【Erlenmeyer flask】
「三角フラスコ」に同じ。19世紀ドイツの化学者エルレンマイヤーが考案。
えんしゅう‐あんどん【遠州行灯】
小堀遠州が考案したと伝えられる円筒形の行灯。丸行灯。
えん‐ぴつ【鉛筆】
筆記用具の一。木の軸に、黒鉛の粉末と粘土を混ぜ高熱で焼き固めた芯(しん)を入れたもの。1565年に英国で考案。江戸初期にオランダから幕府に献上され、商品として輸入されたのは明治10年(1877)前後。