だっし‐だいず【脱脂大豆】
大豆から脂肪を取ったあとのもの。大豆たんぱく・味噌・醤油などの原料や、飼料・肥料として用いる。大豆粕(かす)。豆粕。
ちっそ‐ひりょう【窒素肥料】
窒素を主成分とする肥料。植物の茎・葉の発育を促進する。尿素・硫安・塩安・硝安・チリ硝石・石灰窒素など。
ちゅうせい‐ひりょう【中性肥料】
それ自体が中性の肥料。また、連続使用すると土壌を中性にする性質のある肥料。前者には硫安、後者には硝安などがある。
チリ‐しょうせき【チリ硝石】
硝酸ナトリウムを主成分とする鉱物。無色および白・赤褐・灰・黄色などでガラス光沢がある。三方晶系。チリ北部の乾燥地域に広く分布。肥料などの原料。ソーダ硝石。
ちりょく‐ていげん【地力逓減】
同一の土地に作物を栽培するとき、肥料を施すなどの方策が十分にとられないために、地力がしだいに弱まること。
つくり‐ご【作り子】
中世、種子・肥料・農具などを地主から借り受けて耕作した小作農民。地主のためのさまざまな労役義務を負った。名子(なご)。
つぼ‐ごえ【壺肥】
種まきや移植の際、あらかじめ穴を掘って施しておく肥料。
てんねん‐ひりょう【天然肥料】
自然の物を利用する肥料。草木灰・厩肥(きゅうひ)・堆肥(たいひ)など。自給肥料。
とくべつさいばい‐のうさんぶつ【特別栽培農産物】
化学合成農薬・化学肥料ともにその地域の慣行レベルの5割以下の使用で栽培した農産物。また、そういう農産物であるという表示。農林水産省のガイドラインによる。特栽。
と‐ちょう【徒長】
[名](スル)作物・樹木の茎や枝などがむだにのびてしまうこと。肥料の過多、日照の不足などから起こる。「—枝(し)」