どうぶつせい‐ひりょう【動物性肥料】
動物を原料とする肥料。魚肥・骨粉など。窒素(ちっそ)・燐酸(りんさん)など有機成分に富む。動物質肥料。
なか‐ぼし【中干し】
イネの生育途中に、田の水を落として地表を乾かすこと。根に酸素が供給される、肥料の吸収量が調整できるなどの効果がある。
なたね‐かす【菜種糟】
菜種から油をしぼったあとのかす。肥料に用いる。なたねあぶらかす。
にく‐こっぷん【肉骨粉】
家畜から食肉を除いた残りの部分を加熱処理し、粉末にしたもの。飼料や肥料にする。→骨粉 →牛海綿状脳症
にく‐ふん【肉粉】
獣肉などを乾燥して粉末にしたもの。飼料・肥料などに用いる。
にょう‐そ【尿素】
窒素を含む有機化合物。無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。生体内でのたんぱく質代謝の最終生成物で、哺乳類やカメ・カエル・サメなどの尿中に多い。工業的には二酸化炭素とアンモニアとから合成され、...
にょうそ‐すい【尿素水】
尿素の水溶液。常温で無色の液体。化学肥料、化粧品の保湿剤のほか、ディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するDEF(ディーゼル排気液)として用いられる。
にょうそ‐ひりょう【尿素肥料】
尿素を主体とする窒素肥料。土壌を酸性にするおそれが少ない。
ね‐ごえ【根肥】
カリ肥料のこと。カリウムが根の生育に不可欠なのでいう。
のうげい‐かがく【農芸化学】
農業生産の化学的側面に関する研究を行う農学の一部門。土壌・肥料・農薬・醸造・植物栄養・農産加工化学・畜産化学など多方面にわたる。