ひ‐ばい【肥培】
肥料を施して作物を育てること。
ひば‐けいきゅう【肥馬軽裘】
肥えた馬に乗り、軽い皮衣を着ること。昔、中国で富貴の人の装いをいった。
ひ‐まん【肥満】
[名](スル)からだが普通以上にふとること。「—しないように運動する」「—体」 [補説]日本肥満学会では、体重と身長から割り出される体格指数が25.0以上の場合を「肥満」としている。→体格指数
ひまんけいこう‐じ【肥満傾向児】
性別・年齢別・身長別に出した標準体重から求めた肥満度がプラス20パーセント以上の体重の児童をいう。→痩身傾向児 [補説]肥満度=(体重−身長別標準体重)÷身長別標準体重×100
ひまん‐さいぼう【肥満細胞】
結合組織中や血管周囲などに存在し、好塩基性の顆粒(かりゅう)をもつ卵円形の細胞。ヘパリン・ヒスタミンなどを含んでいて、即時型アレルギー反応に重要な役割を果たす。マスト細胞。肥胖(ひはん)細胞。
ひまん‐しょう【肥満症】
脂質代謝異常・高血圧・脂肪肝など肥満に起因する健康障害があるか、またはその発症が予測され、医学的に減量を必要とする状態。
ひ‐よく【肥沃】
[名・形動]土地が肥えていて、農作物がよくできること。また、そのさま。「—な地」
ひよく‐ど【肥沃土】
農作物がよくできる肥えた土。
ひ‐りょう【肥料】
作物の生育をよくするため、土壌などに施す物質。欠乏しやすく、施したときの効果の大きい窒素(ちっそ)・燐(りん)・カリウムを肥料の3要素という。有機肥料と無機肥料とに大別される。
ふと・る【太る/肥る】
[動ラ五(四)] 1 からだに肉や脂肪が厚くつく。太くなる。「運動不足で—・る」「まるまると—・る」⇔やせる。 2 財産などがふえる。豊かになる。「特定の業者を—・らせる」 [可能]ふとれる