くち‐がしこ・い【口賢い】
[形][文]くちがしこ・し[ク]口のきき方が巧みである。「何だ、政治家の徳義に背く?、—・い事をいう」〈魯庵・社会百面相〉
げ‐どう【外道】
1 仏語。仏教の信者からみて、仏教以外の教え。また、それを信じる者。⇔内道。 2 道理に背く考え。また、その考えをもつ者。邪道。 3 災いをなすもの。悪魔。また、邪悪な相をした仮面。「—の面」 ...
言(げん)を食(は)・む
《「書経」湯誓の「朕言を食(は)まず」から》前言をひるがえす。約束に背く。うそをつく。食言する。「僕が社員に対して—・むようになるから」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
ご‐あく【五悪】
仏語。教えに背く五つの悪事。殺生(せっしょう)・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・妄語(もうご)・飲酒(おんじゅ)。→五戒(ごかい)
ざい‐あく【罪悪】
道徳や宗教の教えに背くこと。つみ。とが。「—を犯す」
志士(しし)仁人(じんじん)は生(せい)を求(もと)めて以(もっ)て仁(じん)を害(がい)するなし
《「論語」衛霊公から》志士や仁者は、自分が生存するために、人の道に背くようなことはしない。
しゅ‐い【主意】
1 主要な意図。中心となる考え方。主眼。主旨。「論文の—を読み取る」 2 おもな意味や考え。趣意。「然しそうすれば私がKを無理に引張って来た—が立たなくなる丈(だけ)です」〈漱石・こゝろ〉 3 ...
しょ‐し【所志】
こころざしていること。こうしようと思っていること。「—に背く」
身骨(しんこつ)を砕(くだ)・く
物事を一所懸命にする。力の限りを尽くす。「—・いても、御意を背く心は御座りませぬ」〈紅葉・二人比丘尼色懺悔〉
せい‐とう【征討】
[名](スル)兵を出して、背く者や逆らう者を討ち鎮めること。征伐。「賊軍を—する」