せ【兄/夫/背】
1 女が男を親しんでいう語。主として夫・恋人をさす。⇔妹(いも)。「信濃道(しなぬぢ)は今の墾(は)り道刈りばねに足踏ましむな沓(くつ)はけ我が—」〈万・三三九九〉 2 女の側から兄または弟をよ...
せ【背/脊】
1 動物の胸腹部の反対側で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背中。「—に負う」「—を流す」「敵に—を見せる」 2 物の後ろ側。背面。「いすの—」 3 物の、盛り上がって連なっている部分。「山の...
せあか‐ごけぐも【背赤後家蜘蛛】
ヒメグモ科のクモ。雄は体長約3ミリで暗褐色。雌は体長約10ミリ、黒色または暗褐色で背面に赤色の模様がある。雌は強い毒をもつが、性質はおとなしい。オーストラリア原産で熱帯地方に分布。 [補説]日本...
せい【背/脊】
《「せ(背)」の音変化》身のたけ。せたけ。身長。「—の高い人」「—くらべ」
せい‐かっこう【背格好/背恰好】
身長やからだつき。せかっこう。「—がそっくりの人」
せ‐かっこう【背格好/背恰好】
⇒せいかっこう
せい‐くらべ【背比べ/背較べ】
[名](スル)背丈を比べること。丈比べ。「兄と—する」「どんぐりの—」
せ‐いた【背板】
1 腰掛けなどの、人の背が当たる部分に取り付けられた板。また、戸棚や本棚などの、背面に取り付けられた板。 2 材木から角材や板をとった残りの、片面に丸みのある板。 3 「背負(しょ)い子」に同じ...
せい‐たか【背高】
身長が普通より高いこと。また、そのような人。「—のっぽ」
せいたか‐あわだちそう【背高泡立草】
キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物で、明治時代、日本に渡来。土手や荒れ地に群がって生え、高さ1メートル以上になる。秋、黄色い花を多数穂状につける。《季 秋》 [補説]書名別項。→背高泡立草