フロー‐ダスト【flow dust】
農業薬剤の有効成分やその増量剤を、粒径5ミクロン以下に微粒化したもの。背負い型動力散粉機で少量散布するだけで効果がある。
ふん‐ぞ・る【踏ん反る】
[動ラ五(四)]《「ふみそる」の音変化》足をふんばって、上体を後ろにそらす。また、手足を思いきり伸ばして背をそらす。「仰向けになって、—・って」〈鏡花・婦系図〉
ブイ【浮標】
三好十郎の戯曲。昭和15年(1940)、新築地劇団が八田元夫の演出で初演。日中戦争が近づく時代を背景に、病に倒れた妻を看病する画家の苦悩を描く。
ブエノス‐アイレス【Buenos Aires】
《良い風の意》アルゼンチン共和国の首都。同国中東部、ラプラタ川西岸に位置する港湾都市。後背地の肥沃なパンパスからの小麦・酪農品などを輸出。ボカ地区はタンゴの発祥地。人口、行政区306万、都市圏1...
ぶっさき‐ばおり【打裂羽織】
武士が乗馬や旅行などに用いた羽織。背縫いの下半分が割れ、帯刀に便利。背裂(せさき)羽織。背割(せわり)羽織。割(さき)羽織。引裂(ひっさき)羽織。
ぶつ‐ぶつ
[副] 1 小声でものを言うさま。「いつも—(と)ひとりごとを言う」 2 不平・不満や小言をいうさま。「陰で—(と)愚痴ばかり言っている」 3 物が泡立つように煮えたつさま。「豆が—(と)煮え...
ブラウバッハ【Braubach】
ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の町。ライン川に面する。町の中心部には木組み造りの民家が立ち並び、背後の山上にマルクスブルク城がある。2002年、「ライン渓谷中流上部」の名称で世界遺産(文...
ぶり【鰤】
アジ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は紡錘形でやや側扁し、背は暗青色、腹は白色で、体側中央に不明瞭な黄色の縦帯が走る。温帯性の回遊魚で、夏季に日本の沿岸沿いに北上し、冬季に南下する。出世魚で...
ブルーバック‐ごうせい【ブルーバック合成】
映像の合成技法の一つ。青または緑の背景を使い、抜き取りたい被写体を背景から分離し、別に撮影した背景にはめ込むこと。色の違いを利用して映像を合成するクロマキーの一種。映画やテレビでの映像合成に用い...
ブルーフィールズ【Bluefields】
中央アメリカ、ニカラグア南東部の都市。南カリブ自治地域の主都。カリブ海に面する港をもち、後背に潟湖が広がる。同国有数の港湾都市。名称は17世紀オランダの海賊ブルーフェルトに由来し、19世紀半ばま...