さむ・い【寒い】
[形][文]さむ・し[ク] 1 温度の低さを不快に感じる。また、そう感じるほど温度が低い。「セーターを着ないと—・い」「冬の—・い朝」《季 冬》「塩鯛の歯ぐきも—・し魚の店/芭蕉」⇔暑い。 2 ...
さめ【鮫】
サメ目の軟骨魚の総称。体は細長く、背びれは通常2基あり、尾びれは上葉が長い。口は頭の下面にあり、えらあなは体側に5〜7対並ぶ。歯は常に新しいものが生えかわる。動物食。卵胎生が多いが、卵生・胎生の...
さ・める【褪める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二]《「冷める」と同語源》染色などによってつけられた色の度合いが弱まる。色が薄くなる。あせる。「着古して色の—・めた背広」 →褪(あ)せる[用法]
さよ‐ふ・く【小夜更く】
[動カ下二]夜がしだいに更けていく。「我が背子を大和へ遣(や)ると—・けて暁(あかとき)露にわが立ち濡れし」〈万・一〇五〉
さ‐より【細魚/針魚/鱵】
ダツ目サヨリ科の海水魚。全長約40センチ。体は細長く、下あごが突き出し、先が赤い。背部は青緑色、腹側は銀白色。沿岸の表層にすみ、汽水域にも入る。刺身、吸い物種とされる。《季 春》
サラウンド‐システム【surround system】
音の再生で、音が聴く者を包み込むような方式・装置のこと。スピーカーを聴き手の前面左右と背面左右などに配置し、音のずれによって臨場感・立体感を出すもの。
さる‐お【猿尾】
三味線の棹(さお)が胴と接する部分の背面部の称。形が猿の尾に似るところからいう。
さる‐しばり【猿縛り】
猿を縛るように、背をかがませ手足をまとめて縛ること。「いがみの権太はいかめしく若君内侍を—」〈浄・千本桜〉
されどわれらがひび【されどわれらが日々—】
柴田翔の中編小説。同人誌「象」に発表の後、「文学界」昭和39年(1964)4月号に転載。同年、第51回芥川賞受賞。1960年代の学生運動の時代を背景とする青春小説。
サロー【(フランス)sarrau】
子供用の、服の汚れを防ぐための上っ張り。背中で開くようになっている。