しのび‐ごま【忍び駒】
三味線の駒の一種。脚の部分が長く、その両端を胴のふちにかけて用いる。弦の振動が胴皮に伝わらないので弱音になる。
しまい‐どう【四枚胴】
革または鉄板4枚を厚く重ねてじょうぶに作った鎧(よろい)の胴。
しめ‐だいこ【締(め)太鼓】
両側の皮面の縁にひもを通し、胴を挟んで締め上げた扁平(へんぺい)な太鼓。台に置いて2本の桴(ばち)で打つ。能・長唄・民俗芸能の囃子(はやし)などに用いる。
しゃほう‐はっせつ【射法八節】
弓道で、矢を射る際の八つの基本動作。足踏み(立つ位置を決める)・胴造り(姿勢を整える)・弓構(ゆがま)え(弦に指をかける)・打起(うちおこ)し(弓を持ち上げる)・引分(ひきわ)け(弓を引く)・会...
しゃみ‐せん【三味線】
1 日本の弦楽器の一。四角形で扁平な木製の胴の両面に猫または犬の皮を張り、胴を貫通してのびる棹(さお)に3本の弦を張ったもの。ふつう、いちょう形の撥(ばち)で弾く。棹の太さによって太棹・中棹・細...
しゃみせん‐ごま【三味線駒】
三味線の弦と胴皮の間に挟んで、弦の振動を胴皮に伝えるもの。水牛の角や象牙・べっこうなどで作る。
しゃみせん‐どう【三味線胴】
三味線の胴。花梨(かりん)・欅(けやき)などの少し湾曲した4枚の木片を四角に組み合わせて扁平な枠をつくり、両面に猫または犬の皮を張ったもの。
しゅ【首】
[音]シュ(呉) [訓]くび こうべ かしら しるし はじめ おびと [学習漢字]2年 〈シュ〉 1 頭。「首級・首足/鳩首(きゅうしゅ)・頓首(とんしゅ)・馬首」 2 頭と胴の間の部分。くび...
しら‐うお【白魚】
サケ目シラウオ科の海水魚。内湾にすみ2〜4月に川を上って産卵する。全長約10センチ。体は細長く、頭部が扁平で胴から尾にかけて側扁し、腹面に2列の黒点が並ぶ。半透明で、死後は白色不透明になる。冬に...
しらべ‐の‐お【調べの緒】
鼓の両面の革と胴とを固定する麻ひも。鼓を打つときに、締めたり緩めたりして調子を整える。