むな‐くそ【胸糞】
胸を卑しめていう語。むねくそ。「—が悪い」
胸糞(むなくそ)が悪(わる)・い
胸がむかむかするほど不快である。いまいましい。「考えただけでも—・い」
むな‐ぐら【胸倉/胸座】
衣服の胸の部分。和服の左右の襟が重なる部分。「—をつかんで投げとばす」
胸倉(むなぐら)を取(と)・る
手を伸ばして相手の胸倉をつかむ。「—・ってこづきまわす」
むな‐ぐるし・い【胸苦しい】
[形][文]むなぐる・し[シク]胸が圧迫されるようで息苦しい。「—・い一夜を明かす」
むな‐ぐろ【胸黒】
チドリ科の鳥。全長24センチくらい。夏羽は顔・胸・腹にかけて黒くなる。ユーラシア北部で繁殖。オーストラリアへ渡り、日本では春・秋に田などでみられる。あいぐろ。《季 冬》
むな‐げ【胸毛】
1 胸に生える毛。 2 鳥の胸のあたりの羽毛(うもう)。
むな‐さき【胸先/胸前】
胸のみずおちのあたり。胸元(むなもと)。「—三寸に迫る」
むな‐さわぎ【胸騒ぎ】
心配ごとや悪い予感などのために心が穏やかでないこと。「帰りが遅すぎるので—がする」
むな‐ざん【胸算】
[名](スル)「胸算用(むなざんよう)」の略。「これで米が幾許(いくらいくら)買えると—を弾いて」〈宙外・独行〉