きょう‐ぞう【胸像】
人物の頭から胸のあたりまでの彫像や塑像。
きょう‐ちゅう【胸中】
胸のうち。心に思っていること。心中。「—をうち明ける」「—を察する」
きょう‐つい【胸椎】
脊柱のうち、頸椎(けいつい)と腰椎との間の12個の椎骨。おのおのに肋骨(ろっこつ)が左右一対ずつ付着し、胸郭の後壁をなす。
きょう‐つう【胸痛】
胸部の痛み。
きょう‐てい【胸底】
心の奥底。胸の奥。「深く—に秘める」
きょう‐の‐ほそぬの【狭布の細布】
狭布のこと。幅が狭く不足するところから、「胸合はず」「逢はず」などの序詞に用いる。きょうのさぬの。きょうのせばぬの。「錦木はたてながらこそ朽ちにけれ—胸あはじとや」〈後拾遺・恋一〉
きょう‐はい【胸背】
胸と背。前と後ろ。
きょう‐ふく【胸腹】
胸と腹。「皆—豊満なる人なり」〈中村訳・西国立志編〉
きょう‐ぶ【胸部】
1 胸の部分。「—打撲傷」 2 呼吸器。「—疾患」
きょうぶ‐だいどうみゃく【胸部大動脈】
心臓から出た大動脈が逆U字状に方向を変えたあとの、第4胸椎の高さから横隔膜までの部分。