はい‐がん【肺癌】
肺に発生する癌。初め気管支の粘膜に発生し、咳(せき)・痰(たん)・血痰・胸痛などの症状がみられる。喫煙や大気汚染などが原因となる。
はい‐きょうまく【肺胸膜】
⇒臓側胸膜
はい‐ぎょ【肺魚】
硬骨魚綱肺魚亜綱または肺魚目に分類される淡水魚の総称。体はウナギ形で、体長50センチ〜1.5メートル。えらのほかに、浮き袋の発達した肺のような組織をもち、空気呼吸もできる。胸びれ・腹びれは鞭(む...
はい‐しゅっけつ【肺出血】
肺から出血している状態。胸部の外傷や肺結核・肺癌などでみられる。通常、喀血(かっけつ)や血痰(けったん)として認められる。
はい‐そくせん【肺塞栓】
下肢などの静脈に生じた血栓などが肺動脈に入り、閉塞するために起こる疾患。胸痛・呼吸困難やショック状態を呈する。
はいほうていかんき‐しょうこうぐん【肺胞低換気症候群】
呼吸器・胸郭・神経・筋肉系に異常がなく、肺機能に明らかな異常は認められないにもかかわらず、日中に肺胞低換気(高度の高炭酸ガス素血症と低酸素血症)を呈する病気。AHS(alveolar hypov...
は‐おり【羽織】
1 和装で、長着の上に着る丈の短い衣服。襟を外側に折り、胸元で羽織ひもを結ぶ。 2 「羽織芸者」の略。「それは…辰巳の—から寄こされた使いの者であった」〈谷崎・刺青〉
はおり‐ひも【羽織紐】
羽織の胸元が開かないように結んで留める紐。
はく‐せきれい【白鶺鴒】
セキレイ科の鳥。全長約20センチ。尾が長く黒色で、背面と胸は灰黒色。腹面は白く、顔も白いが、過眼線がある。水辺などでみられ、尾を上下に振り、飛ぶときは波形を描いて飛ぶ。本州中部以北で繁殖し、冬季...
はこ‐えび【箱海老】
イセエビ科のエビ。水深30〜200メートルの砂泥底にすむ。体長36センチくらい。イセエビに似るが、頭胸甲は箱形で、朱赤色。本州中部以南に分布。食用になる。