カクテルパーティー‐こうか【カクテルパーティー効果】
周囲の環境のうち、自分に必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働き。カクテルパーティーの騒音の中で、会話をする相手の声だけを判別できるような選別能力をいう。カクテルパーティー現象。
かくとく‐けいしつ【獲得形質】
生物が1代の間に、環境の影響によって得た形質。学習による能力、形態上の変異などをいう。遺伝するかについて20世紀初めごろ論争があったが、現在は否定される。後天形質。
カグー【kagu】
ジャノメドリ目カグー科の鳥。全長55〜60センチ。全身は灰白色で冠羽が目立つ。翼をもつが飛行能力はほとんどなく、森林で地上の小動物をとって食べる。ニューカレドニアの固有種。
嘉肴(かこう)ありと雖(いえど)も食(く)らわずんばその旨(うま)きを知(し)らず
《「礼記」学記から》 1 聖人の教えも、学ばなければ、そのよさがわからない。 2 大人物も、用いてみなければ、その能力を知ることができない。
かこ‐かんりょう【過去官僚】
《「過去完了」のもじり》官僚出身の政治家を言い表す言葉。政治主導で政策を推し進めるにあたり、官僚経験に裏打ちされた政策立案能力が重用される一方、かつての人脈などから官僚側に取り込まれ、実際には官...
か・す【貸す】
[動サ五(四)] 1 自分の金や物などを、ある期間だけ他人に使わせる。「友人にお金を—・す」「本を一日—・す」「タバコの火を—・す」⇔借りる。 2 使用料をとって、ある期間他人に利用させる。「ア...
かそう‐かい【可想界】
哲学で、人間の思惟・理性・知的直観などの最高の認識能力によってのみ把握される超感覚的な世界。カントの悟性界もこれと同義である。叡智(えいち)界。→感性界
かだいかいけつがた‐がくしゅう【課題解決型学習】
自ら設定した課題、または与えられた課題を解決していく過程で、さまざまな能力の育成する学習。PBL(project-based learning)。
かだい‐し【過大視】
[名](スル)物事を実際以上に大きく見ること。また、必要以上に重大に考えること。「能力を—する」
カッサンドラ【Kassandrā】
ギリシャ神話で、トロイアの王女。アポロンに愛されて予言能力を与えられたが、求愛を拒んだため、その予言をだれも信じないようにされた。カサンドラ。