いぬ‐の‐ひげ【犬の鬚】
ホシクサ科の一年草。田や水辺に生え、高さ10〜20センチ。葉は線形で、葉脈は網目状。秋、多数の花茎を出し、中央に雄花、周りに雌花が集まった半球形の花をつけ、先のとがった苞(ほう)を多数もつ。
イバゲ【Ibagué】
コロンビア中西部、トリマ県の都市。コルディエラセントラル山脈の東斜面、標高約1300メートルに位置する。植民地時代から交通の要地で、周辺のコーヒー、カカオ、サトウキビなどの農産物の集散地として発...
イビティ【Ibity】
マダガスカル中央部の地域名。アンチラベの南約25キロメートル、アンカラナ山塊のイビティ山を中心とする支脈を含む。水晶、アメシスト、トルマリンをはじめ、宝石の産地として知られる。
イフニ【Ifni】
モロッコ南西部にかつてあったスペイン領の飛び地。中心都市は現シディイフニ。アンティアトラス山脈南西麓のオアシスに位置し、ベルベル人が多く居住する。1860年にスペインに占領され、1968年にモロ...
イフレン【Ifrane】
モロッコ北部の町。モワヤンアトラス山脈の中腹、標高1650メートルに位置する。フランス植民地時代に建設された保養地で、切妻屋根のヨーロッパ風の家並みがある。独立後、国王や政府高官の別荘地となった...
いぶき‐さんち【伊吹山地】
岐阜・滋賀の県境を南北に走る山地。最高峰は南端に位置する伊吹山。東側と西側は断層崖、南側は関ヶ原を経て鈴鹿(すずか)山脈へと続く。
いみ・じ
[形シク]《「い(忌)み」の形容詞化。忌まなければならないほどひどい、というところから》善悪ともに程度のはなはだしいさまにいう。 1 下にくる被修飾語の程度が並々でないさまを表す。はなはだしい。...
イミルシル【Imilchil】
モロッコ中部、オートアトラス山脈の山中、標高約2000メートル以上の谷間にある村。結婚を反対された若い男女が湖に身を投げたという伝説があり、イスラム暦9月に結婚相手を探す祭りが催される。
イヤンプー‐さん【イヤンプー山】
《Illampu》南アメリカ、ボリビア西部、アンデス山脈のレアル山群に属する山。チチカカ湖の東約30キロメートル、アンコウマ山の北隣に位置する。標高6485メートル。上部は万年雪に覆われる。イヤ...
イリ【Ili】
中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区北西部およびカザフスタン共和国南東部の地方。天山山脈を源とし西流するイリ川の流域。古来、トルコ系あるいはモンゴル系の諸遊牧民族の根拠地。現在も牧畜が盛ん。 [...