せ【背/脊】
1 動物の胸腹部の反対側で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背中。「—に負う」「—を流す」「敵に—を見せる」 2 物の後ろ側。背面。「いすの—」 3 物の、盛り上がって連なっている部分。「山の...
せい【背/脊】
《「せ(背)」の音変化》身のたけ。せたけ。身長。「—の高い人」「—くらべ」
せき【脊】
[常用漢字] [音]セキ(漢) [訓]せ せい せぼね。せ。「脊髄・脊柱・脊椎(せきつい)・脊梁(せきりょう)」
せき‐さく【脊索】
原索動物と脊椎動物の幼生の背部にみられる支持器官。脊椎動物の多くでは成長するに従って周囲に骨質の脊柱が形成され、圧縮・退化する。
せきさく‐どうぶつ【脊索動物】
終生またはその幼生期において脊索をもつ動物の総称。動物界の門の一つで、尾索動物・頭索動物・脊椎動物の3亜門がこれに属する。
せき‐ずい【脊髄】
脊椎動物の中枢神経系の一。延髄に続き、脊椎管内を縦走する。内側に神経細胞の細胞体を主体とする灰白質(かいはくしつ)があり、それを神経線維を主体とする白質が覆う。分節的に脊髄神経が出て、感覚・運動...
せきずい‐えん【脊髄炎】
脊髄の炎症および障害。
せきずい‐こうかく【脊髄後角】
⇒後角1
せきずい‐こうこん【脊髄後根】
脊髄の後面左右から出る脊髄神経の束。皮膚の感覚器からの刺激を伝達する。後根。
せきずい‐こうまく【脊髄硬膜】
脊髄を包む3層の髄膜のうち、最も外側にある強靭(きょうじん)な膜。→脳硬膜 [補説]硬膜は内層と外層の2層構造になっている。脊髄硬膜の外層は骨膜として脊柱管の内側をおおい、内層が脊髄を袋状に包ん...