ちょう【脹】
[人名用漢字] [音]チョウ(チャウ)(呉)(漢) [訓]ふくれる ふくらむ はれる 腹が張る。ふくれる。「脹満/鼓脹・腫脹(しゅちょう)・膨脹」 [補説]平成22年(2010)常用漢字表から削...
ちょう‐しゅ【脹腫】
からだの一部がはれあがること。腫脹。
ちょう‐まん【腸満/脹満】
腹部にガスや液体がたまって膨張した状態。
ふく‐やか【膨やか/脹やか】
[形動][文][ナリ]「ふくよか1」に同じ。「涼しい眼と—な頰と」〈魯庵・社会百面相〉
ふく‐よか【膨よか/脹よか】
[形動][文][ナリ] 1 ふっくらと肥えているさま。やわらかそうにふくらんでいるさま。ふくやか。ふくらか。「—な頰」 2 よい香りがするさま。「玉露の—な香りを楽しむ」
ふくら【膨ら/脹ら】
1 まるみをもっていること。また、その部分。 2 刀の切っ先の丸みのこと。 3 弓の上下の湾曲した部分。 4 一張りの弓の長さ。的までの距離を測るときに単位として用いる。
ふく‐らか【膨らか/脹らか】
[形動][文][ナリ]「ふくよか1」に同じ。「花びらに芳しい息をふくんで—に花をひらく」〈中勘助・銀の匙〉
ふくら‐か・す【膨らかす/脹らかす】
[動サ五(四)]ふくれさせる。ふくらます。「袴(はかま)—・したる検非違使」〈今昔・二九・一五〉
ふくらし‐こ【膨らし粉/脹らし粉】
パン・饅頭・菓子などの、生地(きじ)を膨張させるために用いる粉末。重曹などを原料とする。ベーキングパウダー。
ふくら・す【膨らす/脹らす】
[動サ五(四)]「膨らます」に同じ。「萩の餅に腹を—・し」〈花袋・田舎教師〉 [動サ下二]「ふくらせる」の文語形。