つわ‐もの【兵】
1 武器をとって戦う人。兵士。軍人。また特に、非常に強い武人。「歴戦の—」「古(ふる)—」「夏草や—どもが夢の跡」〈奥の細道〉 2 勇気のある強い人。また、その方面で腕を振るう人。猛者(もさ)。...
てい‐わん【提腕】
書法における腕法(わんぽう)の一。右腕を軽く机上にのせて字を書くこと。
手(て)が上(あ)が・る
1 芸事などの技が上達する。腕が上がる。「料理の—・る」 2 書の技量が上がる。「—・って入選する」 3 飲酒の量が増える。
手(て)が下(さ)が・る
1 腕前が鈍る。「三味線の—・る」 2 字がへたになる。「しばらく筆を持たないとすぐ—・る」 3 飲酒の量が減る。「年をとってすっかり—・った」
手(て)が◦出(で)る
1 暴力を振るう。腕力にものをいわせる。「口より先に—◦出る」 2 自分の能力や財力でどうにかなる。「とても—◦出る代物ではない」
て‐がら【手柄】
1 人からほめられるような立派な働き。功績。功名。「—を立てる」「大—」 2 腕前。手並み。「されば—の精励、立ち合ひに見ゆべし」〈花伝・三〉
てがら‐もの【手柄者】
1 腕におぼえのある人。また、能力のすぐれた人。「太郎冠者が事、聞き及うだよりも—ぢゃ」〈虎明狂・空腕〉 2 手柄を立てた人。「力弥が妻に成ったるは…そちが身は武士の娘の—」〈浄・忠臣蔵〉
て‐きき【手利き】
1 腕前のすぐれていること。技術の巧みなこと。また、その人。腕利き。「—の弁護士」 2 特に、武芸の腕前のすぐれていること。「すぐれたるつよ弓精兵、矢継ぎ早の—」〈平家・四〉
て‐ぎわ【手際】
[名・形動] 1 物事の処理のしかた。また、物事を処理する要領・腕前。「話を—よくまとめる」「—を見る」「みごとな—だ」 2 物事をたくみに処理すること。また、そのさま。「洗濯物を—に搾切って遣...
て‐くび【手首/手頸】
腕と手のひらとのつながる部分。うでくび。