てづる‐もづる【手蔓藻蔓】
クモヒトデ綱テヅルモヅル科の棘皮(きょくひ)動物の総称。中央の盤から出る5本の腕がいくつにも分枝し、絡まった蔓のようになる。北太平洋の深海に分布。オキノテヅルモヅルなど。
て‐なえ【手萎へ/攣】
手や腕が自由に動かないこと。「この経を受持する者(ひと)を謗(そし)らば…—躄(あしなへ)となり」〈霊異記・下〉
てなが‐だこ【手長蛸】
マダコ科のタコ。浅海の泥底に穴を掘ってすむ。全長約60センチ。胴に比べて腕が長い。第1腕は特に長く、頭胴長のおよそ5倍ある。食用。あしながだこ。
て‐なし【手無し】
1 手または腕がないこと。 2 本来は蔓(つる)がある植物で、蔓がない品種。 3 袖無しの胴着。 4 《供御(くご)・調度などに手を触れられなかったところから》月経をいう女房詞。
て‐なみ【手並(み)】
腕前。技量。「お—拝見」
テニス‐ひじ【テニス肘】
テニスのストロークを繰り返すことで筋肉に過度の負担がかかり、肘から前腕にかけて痛みが生じる障害。手首を動かす筋肉(橈側手根伸筋)の腱が肘関節に付着する部分(上腕骨上顆)で炎症が生じるもので、テニ...
て‐の‐うち【手の内】
1 てのひら。たなごころ。「—に汗を握る」 2 勢力の及ぶ範囲内。支配下。「天下を—に収める」 3 腕前。手並み。「—を拝見する」 4 心の中で考え、計画していること。「相手の—を読む」 5 こ...
て‐ば【手羽】
鶏の羽の付け根部分の肉。上腕の部分を手羽元、残りを手羽先ともいう。手羽肉。
てば‐もと【手羽元】
鶏肉の手羽のうち、胸肉に近い上腕の部分。から揚げ・煮込みなどにする。
て‐ぶし【手節】
1 手首の関節。 2 腕前。手並み。また、腕っぷし。「はめるならはめてみさっしゃい。わしにも—がござるは」〈滑・膝栗毛・三〉