でんせんせい‐なんぞくしゅ【伝染性軟属腫】
主に小児に発症するウイルス性の皮膚感染症。皮膚の直接接触で感染し、体幹や四肢に中央が少しくぼんだ丘疹ができる。性感染症として成人に発症することもある。水いぼ。
とうがいない‐けっしゅ【頭蓋内血腫】
脳の内部や脳と頭蓋骨の間に血液がたまった状態。血腫が発生する場所によって、硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳内血腫などに分類される。
とう‐けっしゅ【頭血腫】
分娩の際に胎児の頭が強く圧迫されたため、頭蓋骨(とうがいこつ)とそれを包む骨膜との間に生じた血液の塊。吸収され、数か月後に消失する。ずけっしゅ。
にくが‐しゅ【肉芽腫】
《医学では「にくげしゅ」という》マクロファージなどの細胞が増殖して結節を形成したもの。体内に侵入した病原体などの異物をマクロファージが分解・排除できない場合に、異物を取り囲んで組織の中に閉じ込め...
にくげ‐しゅ【肉芽腫】
《医学用語》⇒にくがしゅ(肉芽腫)
にく‐しゅ【肉腫】
上皮細胞からなる癌腫(がんしゅ)に対し、非上皮性細胞からなる悪性腫瘍(しゅよう)の総称。線維肉腫・骨肉腫・筋肉腫などがある。→癌腫
にゅうせん‐せんいせんしゅ【乳腺線維腺腫】
乳腺にできる良性腫瘍。主に思春期から30歳代の女性にみられる。しこりは硬く弾力があり、よく動く。痛みを伴わない場合が多い。手術により切除することもあるが、小さい場合などは治療を必要としないこともある。
ねんえき‐すいしゅ【粘液水腫】
甲状腺機能低下症の重いもの。押してもへこまないむくみができ、特有の顔つきや、動作が緩慢になるなどの症状を呈する。
のう‐しゅ【嚢腫】
良性腫瘍(しゅよう)の一種。腺組織の腫瘍のため、腺管の出口がふさがれて袋のようになり、中に多量の液体がたまったもの。
のう‐しゅ【膿腫】
うみをもったはれたもの。