きさい‐ばら【后腹】
「きさきばら」に同じ。「—のは、いづれともなく気高く清げにおはします中にも」〈源・匂宮〉
きさき‐ばら【后腹】
后の腹から生まれたこと。また、その皇子・皇女。きさいばら。「時の帝(みかど)の御妹、…—におはします」〈宇津保・藤原の君〉
きゅう‐ばら【急腹】
急に腹を立てること。「造作とか戸棚とかを買ってしまひますよ、と何か—の様子」〈人・梅児誉美・後〉
きょう‐ふく【胸腹】
胸と腹。「皆—豊満なる人なり」〈中村訳・西国立志編〉
きん‐ぱら【金腹】
カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。頭から胸までは黒色のほかは粟色。東南アジアの原産。飼い鳥。
きん‐ふく【筋腹】
筋肉の中央のふくらんだ部分。→腱(けん)
ぎょ‐ふく【魚腹】
魚の腹。魚の腹の中。
ぎん‐ぱら【銀腹】
カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。くちばしが太く、頭から胸まで黒色、腹は白、背面は茶色。インドの原産。飼い鳥。
くう‐ふく【空腹】
腹が減ること。すきばら。「—を満たす」⇔満腹。
くだり‐ばら【下り腹】
《「くだりはら」とも》下痢をしていること。下痢。