えん‐が【偃臥】
［名］(スル)うつぶして寝ること。腹ばうこと。「余終日—す」〈中井弘・航海新説〉
えんこう‐るい【円口類】
軟骨魚類・硬骨魚類とともに広義の魚類を構成する一群。現生では最も原始的な魚で、ヤツメウナギ目とヌタウナギ目がある。体はウナギ形で、骨は軟骨。うろこを欠き、粘液に富む。胸びれ・腹びれがなく、背びれ...
えん‐しょく【饜食】
腹いっぱいに物を食うこと。
えんすいけい‐どぐう【円錐形土偶】
山梨県南アルプス市の鋳物師屋遺跡からほぼ完全形で出土した大形の中空土偶の通称。縄文時代中期につくられたもの。胴体は円錐形で、高さは約25センチ。大きく膨らんだ腹を片手でおさえる姿は妊婦をかたどっ...
偃鼠(えんそ)河(かわ)に飲(の)むも満腹(まんぷく)に過(す)ぎず
《「荘子」逍遥遊から》もぐらが川で水を飲んだとて、腹がいっぱいになればもう飲めない。人はそれぞれ定まった分に応じて安んずるのがよいというたとえ。
エンペラー‐ペンギン【emperor penguin】
ペンギン科の鳥。ペンギン類では最大で、立ち上がると高さ1メートル以上ある。頭・背・尾が黒ないし灰青色、腹が白く、くびの一部が黄色。南極大陸に分布。冬、雄が卵を足の上にのせて2か月間温め続ける。皇...
えんめい‐ぶくろ【延命袋】
１ 福の神の持つ宝の袋。腹をふくらませ口をくくってあるもの。 ２ 油揚げの袋に、鶏のひき肉やシイタケなどの入った煎(い)り豆腐を詰め、油で揚げてから煮込んだもの。
えんや‐はんがん【塩谷判官】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」の登場人物。浅野長矩(ながのり)に擬せられる。吉良義央(きらよしなか)をモデルとする高師直(こうのもろなお)を、殿中で刃傷(にんじょう)した罪で切腹。
おい‐かわ【追河】
コイ科の淡水魚。全長約15センチ。体は長く側扁し、背は暗緑色、腹は銀白色。6〜8月の産卵期の雄には、濃い赤と青の婚姻色や追い星が現れる。代表的な釣り魚で、関東以南の河川に多い。やまべ。はえ。はや...
おい‐すが・う【追ひ次ふ】
［動ハ四］追いついて来る。あとに続く。「かう言ふ幸ひ人の腹の后(きさき)がねこそ、また—・ひぬれ」〈源・少女〉
