さめ‐びたき【鮫鶲】
ヒタキ科サメビタキ属の鳥。スズメより小形で、全体に暗褐色、下腹部は白い。アジアに分布。日本では夏鳥。《季 夏》
さ‐より【細魚/針魚/鱵】
ダツ目サヨリ科の海水魚。全長約40センチ。体は細長く、下あごが突き出し、先が赤い。背部は青緑色、腹側は銀白色。沿岸の表層にすみ、汽水域にも入る。刺身、吸い物種とされる。《季 春》
サル‐エイン【Sar'eyn】
イラン北西部、アルダビール州の観光都市。州都アルダビールの西約30キロメートル、サバラーン山の中腹に位置する。温泉保養地として知られるほか、スキー場もある。
さるくい‐わし【猿喰鷲】
タカ科の鳥。頭に冠羽があり、体上面は灰褐色で腹部は白い。カニクイザルなど大形の動物を常食とする。フィリピンの特産で、フィリピンワシともいう。
さる‐ぼぼ【猿ぼぼ】
《「ぼぼ」は赤ん坊の意》岐阜県飛騨地方の郷土玩具。腹掛け姿の赤ん坊をかたどった、赤い布製の人形。
サルモネラ‐エンテリティデス【(ラテン)Salmonella enteritidis】
サルモネラ属の細菌の一種。腸炎を起こす菌で、8〜48時間の潜伏期後に、発熱・下痢・腹痛を起こし、死亡例もある。食中毒の原因菌の一つで、卵の汚染率が1万個に1個程度ある。
さわら【鰆】
サバ科の海水魚。全長約1メートル。体は細長い紡錘形で、背面は淡灰青色、腹面は銀白色。沿岸に広く分布。冬から春にかけて特に美味。《季 春》「一匹の—を以てもてなさん/虚子」
サンガイ‐こくりつこうえん【サンガイ国立公園】
《Parque Nacional Sangay》エクアドル中央部にある国立公園。1975年制定。アンデス山脈のサンガイ山・トゥングラワ山・アルタール山など標高5000メートルを超える山々が連なる...
さんこう‐ちょう【三光鳥】
1 カササギヒタキ科サンコウチョウ属の鳥。全長42センチほどで、尾が長く、雄は28センチ、雌は17センチくらいある。頭は濃紫、背は茶、腹は白、目のまわりとくちばしはコバルト色。日本では夏鳥として...
さん‐しょう【三焦/三膲】
漢方で、六腑(ろっぷ)の一。三つの熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つために絶えず熱を発生している器官とされる。みのわた。