しんけい‐もうまく【神経網膜】
網膜の内側を形成する組織。視細胞や神経節細胞など多種類の細胞が層状に重なり、光を感知し、脳へ情報を伝達する。
しんぞう‐べんまく【心臓弁膜】
心臓内にあって血液の逆流を防ぐ弁膜の総称。哺乳類では三尖弁(さんせんべん)(右房室弁)・肺動脈弁・僧帽弁(左房室弁)・大動脈弁の四つがある。
しん‐まく【心膜】
心臓を包んでいる二重の膜。心嚢(しんのう)。
じゅせい‐まく【受精膜】
受精直後に卵のまわりに形成され、卵表面全体を覆う膜。海産動物や両生類にみられる。
ずい‐まく【髄膜】
脳と脊髄(せきずい)を包む膜の総称。内側から軟膜・クモ膜・硬膜の3層をなす。脳脊髄膜。
せいしょく‐きょうまく【青色強膜】
眼の強膜が先天的に薄く、内側にあるぶどう膜が青く透けて見える遺伝性の疾患。
せいたい‐まく【生体膜】
原形質を包んでいる膜構造の総称。細胞膜・核膜・ミトコンドリア膜・小胞体膜・液胞膜など。
せい‐まく【成膜】
物体表面に薄膜を形成すること。特に、半導体チップの製造において、シリコンウエハーの表面に回路となる配線膜や絶縁膜を形成することをさす。
せきずい‐こうまく【脊髄硬膜】
脊髄を包む3層の髄膜のうち、最も外側にある強靭(きょうじん)な膜。→脳硬膜 [補説]硬膜は内層と外層の2層構造になっている。脊髄硬膜の外層は骨膜として脊柱管の内側をおおい、内層が脊髄を袋状に包ん...
せきずい‐まく【脊髄膜】
脊髄を包んでいる結合組織からなる被膜。上部は脳膜とつながっているので、合わせて脳脊髄膜とよぶ。