おうはん‐へんせい【黄斑変性】
網膜の黄斑に異常が生じ、視力が低下する疾患。加齢に伴う加齢黄斑変性症や、ぶどう膜炎などに続いて生じる続発性黄斑症がある。
オカルトおうはん‐ジストロフィー【オカルト黄斑ジストロフィー】
《Occult Macular Dystrophy》網膜の中心にある黄斑の機能が低下し、両眼の視力が徐々に低下する、遺伝性の黄斑変性症。幅広い年齢で発症し、進行すると識字困難になる。発症原因は不...
お‐しるし【御印/御徴】
1 (御印)形だけでほとんど価値のないさま。また、量が少ないさま。「—程度の警備」「ほんの—ですから、どうかお受け取りください」 2 (御徴)分娩開始の徴候としてみられる、血の混じったおりもの。...
オブラート【(オランダ)oblaat/(ドイツ)Oblate】
でんぷんなどで薄い膜状に作ったもの。粉薬などを包んで飲む。
オプシン【opsin】
脊椎動物の目の網膜に含まれる視物質中のたんぱく質部分の総称。レチナールと結合し、視紅(ロドプシン)などの視物質になる。
オプティカル‐フロー【optical flow】
1 生物の視覚において、自身の運動や外界の変化に伴う、網膜に投映される像全体の速度場。自身が前進すると、進行方向の中心から放射状に拡大するような速度場となる。 2 画像認識で、画像中の物体の動き...
オルソケラトロジー【orthokeratology】
就寝中に特殊なコンタクトレンズ(オルソレンズ)を装着することで、角膜の歪みを矯正し、視力を回復させる治療法。角膜矯正法。
オルソ‐レンズ
《(和)ortho+lens》オルソケラトロジー(角膜矯正療法)で使用するコンタクトレンズ。 [補説]英語ではortho-k lensまたはorthokeratology contact lens
おん‐てん【温点】
皮膚や粘膜の、あたたかみを感じる感覚点。全身に分布する。⇔冷点。
オーシスト【oocyst】
原虫の生活環における、接合子が被膜などに覆われた状態。休止状態にあるが、宿主に取り入れられると増殖を始める。接合子嚢(しのう)。胞嚢体(ほうのうたい)。