しゅうれん‐ざい【収斂剤】
皮膚または粘膜のたんぱく質と結合して被膜を形成し、細胞膜の透過性を低下させる薬剤。酸化亜鉛・硫酸アルミニウム・タンニン酸など。
しゅしょう‐けんまく【手掌腱膜】
手のひらの中央にある強靭(きょうじん)な腱膜(けんまく)。手首から第2〜5指に向かって扇状に広がる。物をつかむときに手のひらの皮膚がずれないように支えたり、深部にある腱(けん)・血管・神経を保護...
しゅつ‐が【出芽】
[名](スル) 1 植物が芽を出すこと。芽が出ること。発芽。「春先に一斉に—する」 2 ⇒芽生生殖(がせいせいしょく) 3 植物体の軸に分岐が生じ、新しい軸の原基が形成されること。 4 細胞膜や...
シュレム‐かん【シュレム管】
眼球内の房水を眼外の静脈系に排出する役割を果たす器官。角膜の周囲を取り囲む輪状の管で、強膜内にある。名称はドイツの解剖学者フリードリヒ=シュレムに由来。強膜静脈洞。→線維柱帯
しゅん‐まく【瞬膜】
目の角膜とまぶたとの間にある薄膜。伸縮する半透明のひだで、必要時に角膜上を覆って保護する。鳥類・両生類・爬虫(はちゅう)類・サメ類ではよく発達し、哺乳類では退化している。
しょう‐えき【漿液】
粘性物質を含まない、比較的さらさらした透明な分泌液。胃液などの消化液、漿膜からの分泌液など。
しょうえき‐まく【漿液膜】
⇒漿膜(しょうまく)3
しょうかかん‐かんしつしゅよう【消化管間質腫瘍】
胃・小腸など消化管の粘膜下の間質に発生する腫瘍。細胞の増殖に関与するKITたんぱく質の異常によって、細胞の増殖が亢進することにより起こる。症状に応じて手術により摘出する。切除できない場合は、分子...
しょうかせい‐かいよう【消化性潰瘍】
胃液が粘膜を消化するために起こる潰瘍。胃潰瘍と十二指腸潰瘍のこと。
しょうこつ‐きょく【踵骨棘】
かかとの骨の下面にできる骨性の突起。足底腱膜(けんまく)が踵骨(しょうこつ)に付着する部分に生じ、歩行時に痛みを感じる。