ちゅうすい‐えん【虫垂炎】
虫垂の炎症。初め上腹部やへその辺りに痛みがあり、しだいに右下腹部にうつる。吐き気・発熱などを伴い、悪化して破れると腹膜炎を起こす。俗に盲腸炎ともいう。虫様突起炎。
ちゅうと‐しかくしょうがいしゃ【中途視覚障害者】
成長してから病気やけがなどで視覚に著しい障害を有するようになった人。原因となる疾患として、緑内障・糖尿病網膜症・網膜色素変性症・加齢黄斑変性症などがある。
ちゅうどく‐しん【中毒疹】
体内で生成されたり、食物や薬剤として体内に入ったりした毒性物質によって、皮膚や粘膜に生じる発疹。
ちゅう‐ひ【中皮】
胸膜・心膜(心外膜)・腹膜などの表面を覆う薄い細胞層。
ちゅうひ‐しゅ【中皮腫】
中皮に発生する腫瘍。良性と悪性がある。悪性の場合、胸膜や腹膜に沿って広く浸潤するものが多い。胸膜・腹膜中皮腫の多くはアスベストの吸引により発生する。アスベストが原因の場合、潜伏期間が長く、吸い込...
ちょう‐えき【腸液】
腸腺や腸粘膜から分泌されるほぼ透明な液。アルカリ性で、エレプシン・マルターゼなどの消化酵素を含み、消化吸収を助け、粘膜を保護する。
ちょう‐えん【腸炎】
腸粘膜の炎症。腹痛・下痢がみられ発熱を伴うこともある。原因は細菌感染または細菌性毒素による場合と、食事の不摂生による場合とがある。腸カタル。
ちょうおんぱないしきょう‐けんさ【超音波内視鏡検査】
超音波内視鏡を利用して行う検査法。消化管(食道・胃・小腸・大腸など)の粘膜下のほか、膵臓や胆嚢の病変を詳細に観察することができる。→超音波診断法
ちょう‐かく【聴覚】
音を感じる感覚。空気中の音波の刺激を受けて生じ、発音する脊椎動物と昆虫にのみ発達。哺乳類では外耳から入った音が鼓膜や耳小骨などを経て感覚神経に伝えられる。
ちょうかく‐きかん【聴覚器官】
音波の刺激を感受する器官。脊椎動物の耳、昆虫の鼓膜器など。聴覚器。