フィトステロール【phytosterol】
植物に由来するステロールの総称。植物体内では細胞膜を構成する。水に不溶、アルコールに可溶。植物油中に、β-シトステロール、カンペステロール、スチグマステロールなどが含まれる。植物ステロール。
フィルター‐バブル【filter bubble】
インターネットで、利用者が好ましいと思う情報ばかりが選択的に提示されることにより、思想的に社会から孤立するさまを表す語。サーチエンジンなどの学習機能によって、利用者の望む情報が優先され、望まない...
フィルム【film】
1 薄い膜。 2 アセチルセルロースやポリエステルなどの透明な薄い膜に感光乳剤を塗った写真感光材料。また、それを現像した陰画や陽画。写真フィルム。 3 連続的に2に写しとった映像。特に、映画のこと。
フェリチン【ferritin】
動物の肝臓・脾臓(ひぞう)・小腸粘膜などに含まれる鉄たんぱく質。鉄原子をヘム基の形で含まない非ヘム鉄たんぱく質に分類される。鉄の吸収と貯蔵に関与している。
ふ‐か【孵化】
[名](スル)卵がかえること。また、卵をかえすこと。卵内で発生した胚(はい)が、卵膜または卵殻を破って出てくること。「池のメダカが—する」「人工—」
ふく‐あつ【腹圧】
腹筋と横隔膜の収縮によって生じる、腹腔内の圧力。排便・排尿を助けるほか、女性では出産のとき、子宮の収縮とともに分娩(ぶんべん)の原動力となる。
ふくごう‐ししつ【複合脂質】
脂肪酸とアルコールのみからなる単純脂質に対し、ほかに燐酸(りんさん)・糖類・窒素化合物などが含まれる脂質。燐脂質・糖脂質など。生体に細胞膜の構成成分などとして分布。
ふくしき‐こきゅう【腹式呼吸】
腹筋や横隔膜の運動によって行う呼吸形式。横隔膜呼吸。腹呼吸。→胸式呼吸
ふく‐すい【腹水】
腹膜の炎症や肝臓・心臓・腎臓の疾患などにより腹腔内にたまった液体。
ふく‐びくう【副鼻腔】
《「ふくびこう」とも》鼻腔に通じている頭蓋(とうがい)内の中空の構造。内面が鼻腔に続く粘膜で覆われている。 [補説]ヒトの副鼻腔には上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞の四つがある。