ふし‐たけ【臥し丈/臥し長】
1 臥したときのからだの長さ。「—砂(いさご)に半ば埋づまれたりけるに」〈今昔・三一・一七〉 2 蛇がとぐろを巻いたときの高さ。「—は五、六尺、跡枕(あとまくら)べは十四、五丈もあるらんとおぼゆ...
ふし‐ど【臥し所】
夜寝る所。寝所。寝床。ねや。ふしどころ。
ふし‐どころ【臥し所】
「ふしど」に同じ。
ふし‐まち【臥し待ち】
出が遅い月を寝て待つこと。また、その月。
ふしまち‐の‐つき【臥し待ちの月】
《出が遅いので寝て待つ月の意》陰暦19日、特に陰暦8月19日の夜の月。寝待ちの月。ふしまちづき。《季 秋》
ふし‐まろ・ぶ【臥し転ぶ】
[動バ五(四)]からだを地に投げ出してころげまわる。「子供たちが雪野原に—・ぶ」
ふ・す【臥す】
[動サ五(四)]《「伏(ふ)す」と同語源》横になる。寝る。また、病気などで寝こむ。ふせる。「床(とこ)に—・す」
ふせちょう‐の‐まる【臥蝶の丸】
浮線綾(ふせんりょう)2を蝶が羽を広げて伏した形に見立てた名称。
ふせ・る【臥せる】
[動ラ五(四)]横になる。特に、病気で床につく。ふす。「熱を出して—・っている」