ひとり‐ぎめ【独り決め/独り極め】
[名](スル) 1 他の人の考えや都合を聞かずに、自分だけで決めてしまうこと。「方針を—する」 2 自分ひとりで勝手に思い込むこと。「息子が店を継ぐものと—している」
ひとり‐しばい【一人芝居/独り芝居】
1 登場人物が一人だけの芝居。また、一人で数人の役を演じ分ける芝居。 2 相手がないのに、自分の思い込みだけでいろいろな言動をとること。「結局彼の—に終始した」
ひとり‐じまん【独り自慢】
他人がほめないのに、自分ひとりで自慢すること。
ひとり‐じめ【独り占め/一人占め】
[名](スル)自分または自分たちだけのものにすること。独占。「もうけを—する」「待合室のテレビを—する」
ひとり‐ずもう【一人相撲/独り相撲】
1 二人で相撲をとっているような所作を一人でしてみせること。また、その芸。神事・大道芸として行われた。 2 相手がないのに自分だけで気負い込むこと。また、実りのない物事に必死で取り組むこと。「む...
ひとり‐だち【独り立ち】
[名](スル) 1 他の助けを借りずに自分ひとりの力で立つこと。「乳児が—するようになる」 2 他の助力なしに、自分の力だけで仕事や生活をしていくこと。独立。「修業を終えて—する」 3 ひとりず...
ひとり‐てんか【一人天下】
《「ひとりでんか」とも》抑える人がだれもいなくて、自分ひとりで思うままに振る舞うこと。「姉達が家を出て末っ子の—だ」
ひとり‐まなび【独り学び】
指導者なしに、自分だけで学問や技芸を勉強すること。独学。独習。また、そのための書物。独習書。
ひとり‐よがり【独り善がり】
[名・形動]他人の意見を無視して、自分だけでよいと思い込んでいること。また、そのさま。どくぜん。「—な(の)言動」
人(ひと)我(われ)に辛(つら)ければ我(われ)また人(ひと)に辛(つら)し
相手が自分に対してむごくすれば、自分も相手にむごくする。