かさね‐がさね【重ね重ね】
[副] 1 同じようなことが繰り返されるさま。たびたび。「—ご迷惑をおかけしました」「—の不幸」 2 念入りに相手に頼み込むさま。自分の心情の深さを相手に伝えようとするさま。くれぐれも。重々(じ...
かざり‐け【飾り気】
1 自分をよく見せようとして、表面を飾ろうとする気持ち。かざりっけ。「—のない言葉」 2 部屋などが飾られていること。「—のない殺風景な部屋」
か‐しつ【蝸室】
蝸牛(かたつむり)の殻のような狭い家。自分の家をへり下っていう語。蝸舎(かしゃ)。
か‐しゃく【呵責/呵嘖】
[名](スル)厳しくとがめてしかること。責めさいなむこと。かせき。「良心の—に苦しむ」「自分はなぐさまれる犠牲(いけにえ)、お客は—する鬼ときめました」〈倉田・出家とその弟子〉
か‐しょ【家書】
1 自分の家からの手紙。家信。 2 自分の家の蔵書。
か‐しょ【華胥】
《「華胥の国」の故事から》昼寝。午睡。「苦もなく自分を—に誘って」〈花袋・重右衛門の最後〉
かしら
《「かしらん」の音変化》 [副助](「なに」「だれ」「どこ」などの疑問語に付いて)不定のものをいう意を表す。「どこ—へ行ってしまった」「なに—むつかしいことを言っていた」
[終助] 1 口調...
かし‐わた・す【貸(し)渡す】
[動サ五(四)]自分の所有している金品や不動産、権利などを他人に貸す。「甲の建物を乙に—・す」
か‐しん【下臣】
1 身分の低い家来。 2 臣下が主君に対して自分のことをへりくだっていう語。
火事場(かじば)の馬鹿力(ばかぢから)
《火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。