かた‐おもい【片思い】
自分のことを思ってもいない人を、一方的に恋い慕うこと。片恋。「磯の鮑(あわび)の—」
かた‐くな【頑な】
[形動][文][ナリ] 1 意地を張って自分の主張や態度を変えないさま。頑固。「—に拒みつづける」「—な態度」 2 見苦しく劣っているさま。愚かで下品なさま。「翁(おきな)、門をえ開けやらねば、...
かた‐ぐるま【肩車】
1 人を肩や首の辺りにまたがらせて担ぐこと。 2 柔道で、相手を肩にのせ、担いで自分の前方へ投げる技。
かた‐し・く【片敷く】
[動カ四]《昔、男女が共寝をするときには、互いの衣服を敷き交わして寝たことに対していう》自分の衣服だけを敷いて、独り寂しく寝る。「狭筵(さむしろ)に衣—・き今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」〈古今...
カタレプシー【catalepsy】
受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自分の意思で変えようとしない状態。統合失調症やヒステリーなどでみられる。蝋屈症。強硬症。
かたわら‐いた・し【傍ら痛し】
[形ク] 1 第三者の立場から見ていて、心が痛む。はらはらする。気の毒だ。「この頃の御気色(けしき)を見奉る上人(うへびと)、女房などは、—・しと聞きけり」〈源・桐壺〉 2 第三者の立場から見て...
かち・える【勝(ち)得る/贏ち得る】
[動ア下一][文]かち・う[ア下二]勝って自分のものにする。また、努力してある成果を得る。「成功を—・える」
かち‐と・る【勝(ち)取る】
[動ラ五(四)] 1 争いに勝って自分のものにする。「無罪判決を—・る」 2 努力して自分のものとする。「苦労して特許を—・る」
火中(かちゅう)の栗(くり)を拾(ひろ)う
《猿におだてられた猫が、いろりの中の栗を拾って大やけどをしたという、ラ‐フォンテーヌの寓話(ぐうわ)から》自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえ。
勝(か)ちを制(せい)・する
勝利を自分のものとする。勝利を決める。「首尾よく—・する」