しぜん‐ひつぜんせい【自然必然性】
自然法則のもつ必然性。原因の性質によって、運動の方向が決定されているということ。倫理的な「当為の必然性」に対する語。因果的必然性。
しぜん‐ぶつ【自然物】
人工・人為のものでなく、自然界に存在する形ある物。
しぜんぶん‐けんさく【自然文検索】
インターネットのサーチエンジンやデータベースの検索技術の一。知りたい事柄や質問を日常使っている自然な形の文章で入力すると、その文章を解析して重要と思われる語句を組み合わせて検索する。自然言語処理...
しぜん‐ぶんべん【自然分娩】
自然の陣痛発来を待ち、麻酔・陣痛誘発・帝王切開・吸引分娩・鉗子(かんし)分娩などの医療処置を行わずに、経膣(けいちつ)分娩を行うこと。普通分娩。
しぜん‐ぶんるい【自然分類】
生物を系統に基づく類縁関係によって分類すること。系統分類。→人為分類
しぜんへんどう‐でんげん【自然変動電源】
⇒ブイ‐アール‐イー(VRE)
しぜん‐べんしょうほう【自然弁証法】
自然の運動・発展を自然そのものにおける弁証法的過程としてとらえようとする立場。19世紀の自然科学の発達を背景に、マルクスとともにエンゲルスが提唱。自然は、量と質との相互転化、対立物の相互浸透、否...
しぜん‐ほう【自然法】
人間の自然の本性あるいは理性に基づいて、あらゆる時代を通じて普遍的に守られるべき不変の法として、実定法を超越しているものと考えられる法。⇔実定法/人定法。
しぜんほう‐がく【自然法学】
自然法に根拠を置いて社会秩序や実定法を整序しようとする学問。グロティウス・ホッブズ・ロックなどに代表される。自然法論。
しぜん‐ほうしゃせん【自然放射線】
自然界に存在する放射線。宇宙線や、地中から大気中に放出されるラドン・トロン、食物に含まれるカリウム40などの放射性物質から放出される。→人工放射線