しぜん‐ぞうしゅう【自然増収】
税率の引き上げや税の種類を増やすなど税法上の増税措置を行うことなしに、経済成長による国民所得や消費の増大などのために自然に租税・印紙収入などが増加すること。
しぜん‐たい【自然体】
1 剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢。 2 気負いのない、自然な態度。
しぜん‐たいすう【自然対数】
数e=2.71828…を底(てい)とする対数。ふつう底を略してlogxと書く。→常用対数
しぜん‐たいりゅう【自然対流】
人為的、機械的な外部からのはたらきかけなしに、熱源のみによって生じる対流。自由対流。→強制対流
しぜん‐ちゆ【自然治癒】
生体が本来もつ防御・免疫機構などによって病気が治ること。
しぜん‐ちょう【自然長】
ばねに何も荷重をかけていないときの長さ。この自然状態から荷重をかけたときの荷重の大きさと伸縮の比をばね定数という。
しぜん‐ちりがく【自然地理学】
地理学の一部門。地形・気候・海洋・陸水・土壌・生物などの自然的環境について、その分布や相互関係、人間との関係などを研究する。→人文(じんぶん)地理学
しぜん‐ついじゅく【自然追熟】
完熟する前に収穫した果物などを一定期間貯蔵し、自然の温度変化を利用して追熟させること。→強制追熟
しぜん‐つうふう【自然通風】
ボイラー内で、煙突によって自然に行われる通風。→強制通風
しぜん‐ていぼう【自然堤防】
氾濫原(はんらんげん)を流れる川の両側に、自然にできた堤防状の高まり。河水中の土砂が堆積(たいせき)してでき、下流部に多い。→後背湿地