さんびゃく‐だいげん【三百代言】
1 代言人の資格がなくて他人の訴訟や談判などを扱った者。もぐりの代言人。また、弁護士をののしっていう語。 2 相手を巧みに言いくるめる弁舌。詭弁(きべん)。また、それを用いる者。
ざく‐ぜに【ざく銭】
びたせん。ざく。「舌の先に—が絶えねえお蔭(かげ)にゃあ」〈滑・浮世風呂・三〉
ざら‐つ・く
[動カ五(四)]ざらざらして、なめらかでなくなる。「砂ぼこりで廊下が—・く」「舌が—・く」
し‐あく【四悪】
1 《「論語」尭曰から》国を治めるうえでの四つの悪。虐(ふだん民を教育しないで、罪を犯せば殺すこと)・暴(ふだん戒めることをしないで、にわかに功を求めること)・賊(命令を緩やかにしておきながら、...
しお‐かど【塩角】
舌を直接に刺激する塩味。精製塩の味。 [補説]精製塩は塩化ナトリウムの含有量99.5パーセント以上、自然塩は80パーセント程度で、他は塩化マグネシウムなどの苦汁(にがり)成分。この苦汁成分が塩味...
し‐おん【歯音】
歯や歯ぐきと舌との間で調節される音。破裂音の[t][d]や摩擦音の[s][z]など。
しけい‐おん【歯茎音】
《alveolar》上の門歯と、舌尖または舌端との間で調音される音。例えば、[n][t][s]など。はぐきおん。
しさつ‐おん【歯擦音】
摩擦音のうち、舌を使って歯裏を狭めることによって生じる音。シビラント。
した【簧】
《舌(した)の意から》 1 雅楽器の笙(しょう)のリード。銅などの合金製で、竹管の下方に鑞(ろう)でとりつけ、息を吹きこんだり吸いこんだりして振動させて音を発する。 2 ⇒リード(reed)
した【舌】
1 口腔底から突出している筋肉性の器官。粘膜に覆われ、非常によく動き、食物の攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け、味覚・発音をつかさどる。べろ。 2 話すこと。言葉遣い。弁舌。「—を振るう」 ...