しろがねのは【しろがねの葉】
千早茜の小説。令和4年(2022)刊行。戦国時代末期の石見銀山を舞台にした歴史小説。第168回直木賞受賞。
しんきろう【蜃気楼】
芥川竜之介の短編小説。副題「或は『続海のほとり』」。昭和2年(1927)3月、雑誌「婦人公論」に発表。鵠沼海岸を舞台とする私小説的な作品。副題にある「海のほとり」は大正14年(1925)発表の作品。
しんきろうのおび【蜃気楼の帯】
戸川昌子の長編小説。昭和42年(1967)刊行。南アフリカを舞台とするスパイ小説。
しんじゅとり【真珠採り】
《原題、(フランス)Les pêcheurs de perles》ビゼーのオペラ。全3幕。1863年初演。セイロン島を舞台に、真珠採りの青年と尼僧をめぐる恋と友情を描いた作品。
しんじょうあふるるけいはくさ【真情あふるる軽薄さ】
清水邦夫の戯曲。昭和43年(1968)「テアトロ」誌に発表。翌年9月、蜷川幸雄(にながわゆきお)の演出により初演。安保闘争の時代、客席をも舞台の一部とする挑発的な演出が話題となった。
しんぴてきなマッサージし【神秘的なマッサージ師】
《The Mystic Masseur》トリニダード出身のインド系英国人作家、ナイポールの小説。1957年に発表された処女長編。自身の出身地である英国領トリニダード島を舞台に、植民地社会のようす...
じうたい‐ざ【地謡座】
能舞台の向かって右側の間口3尺(約90センチ)の板敷きで、脇座よりも奥寄りの部分。地謡の人々が舞台の方を向いて横2列に並んで座る。謡座(うたいざ)。
じかんですよ【時間ですよ】
テレビドラマシリーズ。下町の銭湯を舞台とするコメディー。久世光彦演出、森光子主演により1970年代に放映され、人気を集めた。脚本は小松君郎・橋田壽賀子・向田邦子ら。1980年代後半にも新シリーズ...
じ‐がすり【地がすり】
演劇で、地面を表すために舞台床に敷きつめる布。泥裂(どろぎれ)。
じつ‐えん【実演】
[名](スル) 1 人前で実際にやってみせること。「料理の仕方を—する」「—販売」 2 俳優や歌手が舞台で劇を演じたり歌ったりすること。映画・テレビ出演に対していう。