まく‐だまり【幕溜まり】
劇場で、開けた引き幕をためておく場所。舞台の上手(かみて)・下手(しもて)にある。
まく‐や【幕屋】
1 幕を張りめぐらした小屋。 2 能などの楽屋。幕で舞台と区切られている。
まごめ【馬籠】
岐阜県中津川市の地名。北にある妻籠(つまご)とともに中山道の宿場町として繁栄。島崎藤村の「夜明け前」の舞台。
マスクとベルガマスク
《原題、(フランス)Masques et Bergamasques》フォーレの劇付随音楽。1919年作曲。ベルレーヌの詩集「艶なる宴」を原作とし、フォーショワが台本を手がけた舞台劇のための作品。...
まちのふうけい【街の風景】
《原題Street Scene》ライスによる戯曲。1929年初演。ニューヨークの安アパートを舞台とする群像劇。1929年にピュリッツァー賞を受賞。
まつがえちょうサーガ【松ヶ枝町サーガ】
芦原すなおの連作短編小説。平成4年(1992)から平成5年(1993)にかけて「オール読物」誌に連載。四国の海辺の架空の町を舞台に昭和30年代の少年の日常を人情味豊かに描く。平成7年(1995)...
まつ‐ばめ【松羽目】
《松を描いた羽目板の意》歌舞伎の大道具の一。能舞台を模して、正面に老松、左右の袖に竹を描いた羽目板模様の張り物。
まつばめ‐もの【松羽目物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能・狂言の表現様式を模したもの。舞台の背景に松羽目を用いるのでいう。「勧進帳」「身替座禅」など。
まなつのよのゆめ【真夏の夜の夢】
《原題、A Midsummer Night's Dream》シェークスピアの喜劇。5幕。1595年ごろの作。アテネ郊外の森を舞台に、恋人たちと職人たちが妖精の魔法に操られて繰り広げる夢幻劇。 ...
まねき‐かんばん【招き看板】
1 《歌舞伎劇場で、見物客を招き寄せるために出すところから》江戸で、所作事などの舞台の場面を人物を切り出しにして表したもの。また、当たり的(まと)に大入り札をつけたもの。櫓(やぐら)の下などに掲...