メシュラムき【メシュラム記】
鶴田知也による小説。イエス=キリストの時代の古代ローマ舞台とする英雄叙事詩的作品。昭和11年(1936)「文学界」に発表。同年刊行の作品集「コシャマイン記」に収録。
メタ‐げんし【メタ原子】
メタマテリアルの人工的な構成要素。銅などのありふれた物質が用いられる。電磁波や音波などの波動現象に対し、対象とする波長よりも十分小さい構造をもたせることで、自然界に見られる物質とは異なる振る舞い...
メタ‐マテリアル【meta-material】
人為的に性質を変化させた物質。特に、光などの電磁波に対して負の屈折率をもつなど、自然界に見られる物質とは異なる振る舞いを示す物質を指す。電磁メタマテリアル。メタ物質。→メタ原子 →メタサーフェス
メタ‐レンズ【meta-lens】
光に対し、負の屈折率をもつなど、天然物質とは異なる振る舞いを示すメタマテリアルでできたレンズ。半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、ガラスなどにナノメートル程度の微細な構造のパタ...
めだか‐けんぶつ【目高見物】
江戸時代の劇場で、舞台下手奥に設けられた最下等の席から見物すること。また、その見物客。
めだり‐がお【目垂り顔】
[名・形動ナリ]目尻の垂れた、しまらない顔つき。転じて、男らしくない卑怯(ひきょう)な振る舞いをすること。また、そのさま。「—なる夜討ちはするとも」〈謡・烏帽子折〉
めだれ‐がお【目垂れ顔】
[名・形動ナリ]「めだりがお」に同じ。「かほど卑しき強力(がうりき)に太刀、刀を抜き給ふは、—の振舞ひか」〈謡・安宅〉
めつけ‐ばしら【目付柱】
能舞台の向かって左側手前の柱。演者が動作の目印とする。見付柱。
目褄(めつま)に掛(か)か・る
人に見られる。「人の—・らないうちに掘ってお仕舞いよ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
メヌエット【(ドイツ)Menuett】
フランスに起こり17、8世紀ヨーロッパの宮廷で流行した典雅な舞踏および舞曲。三拍子で中庸の速度をもち、のちには器楽曲の楽章にも用いられた。ミニュエット。