えん‐び【婉美】
[名・形動]しとやかで美しいこと。また、そのさま。婉麗。「—な舞姿」
えん‐ぶ【振鉾/厭舞】
《厭(まじない)の舞の意》雅楽の曲名。舞楽の始めに邪気を払い悪魔を抑え鎮めるために、左右各一人の舞人が鉾(ほこ)を持って舞う曲。えぶ。
えん‐ぶ【演舞】
[名](スル)舞を舞って公衆に見せること。また、舞を練習すること。「—場」
えんぶり【朳】
1 「えぶり(朳)」に同じ。 2 民俗芸能の一。青森県八戸(はちのへ)市およびその付近で、小正月、現在は2月17日に家々を回って、その年の豊作を祈念する舞。《季 新年》
エー‐イー‐エー【AEA】
《Actors' Equity Association》米国の俳優協会。舞台俳優と舞台監督助手の労働組合。1913年設立。本部はニューヨーク。
エーディーにせんじゅうごかくりとし【AD2015隔離都市】
桜庭一樹の小説。平成11年(1999)、第1回ファミ通エンタテインメント大賞(現、えんため大賞)で佳作となった著者のデビュー作。応募時の題名は「夜空に、満天の星」。未知のウイルスにより大人たちが...
おあついのがおすき【お熱いのがお好き】
《原題Some Like It Hot》米国の映画。1959年公開の白黒作品。ワイルダー監督、ワイルダーとダイアモンドの共同脚本、トニー=カーティス、ジャック=レモン、マリリン=モンロー主演によ...
おいえ‐きょうげん【御家狂言】
浄瑠璃・歌舞伎で、御家騒動や仇討(あだう)ちなどを扱った狂言の総称。伊達(だて)騒動に取材した「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」など。御家物。
おいえ‐げい【御家芸】
1 その家に伝わる独特の芸。歌舞伎の市川家の「勧進帳」の類。 2 最も得意とする事柄。「柔道は日本の—」
おいまつ【老松】
謡曲。脇能物。世阿弥作。都の人が天神のお告げで筑紫の安楽寺へ行くと、老松の精が現れ、飛び梅と追い松の伝説を語って舞をまう。
能の「老松」をもとにした常磐津・富本・清元・長唄・一中節などの曲名。