どよう‐め【土用芽】
樹木などで、夏の土用のころに二次的に伸長する芽。《季 夏》
どん‐が【嫩芽】
若い芽。新芽。「草木の春風に逢いて—を発するが如く」〈田口・日本開化小史〉
にく‐が【肉芽】
1 外傷や炎症により欠損を生じた部分にできてくる、赤く柔らかい粒状の結合組織。肉芽組織。にくげ。 2 「零余子(むかご)」に同じ。
にく‐げ【肉芽】
⇒肉芽1
はい‐が【胚芽】
植物の種子の中にあり、芽となって成長する部分。胚。
はつ‐が【発芽】
[名](スル)芽を出すこと。植物の種子・胞子・花粉や樹枝の芽などが発育を始めること。
は‐め【葉芽】
「ようが(葉芽)」に同じ。
ばく‐が【麦芽】
麦を発芽させたもの。特に、大麦のものをいう。ビール・水飴(みずあめ)の製造に用いる。麦もやし。
ふく‐が【副芽】
葉の付け根に二つ以上の腋芽(えきが)があるとき、未発達のまま残る芽。他方の腋芽が損傷すれば枝に発達する。
ふてい‐が【不定芽】
葉や根、茎の節間など、普通には芽を生じない場所から出る芽。クモノスシダ・コモチシダなどにみられる。→定芽