こつが‐さいぼう【骨芽細胞】
骨組織の表面に存在し、新しい骨をつくる働きをもつ細胞。骨の基質となるコラーゲンなどのたんぱく質を分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着して骨組織が形成される。古くなった骨を吸収する破骨細胞と...
こつ‐しゅ【骨腫】
骨芽細胞に由来する良性腫瘍。外観は骨に似た性状を示す。
こつずい‐せんいしょう【骨髄線維症】
造血幹細胞の異常による腫瘍性疾患。線維芽細胞がコラーゲンを過剰につくり、骨髄が広い範囲で線維化する。脾腫を伴う。骨髄硬化症。
こ‐の‐め【木の芽】
1 春にもえ出る木の新芽。きのめ。《季 春》「あけぼのの白き雨ふる—かな/草城」 2 サンショウの芽。きのめ。
このめ‐づき【木の芽月】
《木の芽の出る月の意》陰暦2月の異称。
このめ‐どき【木の芽時】
樹々が新芽を吹くころ。早春。《季 春》「夜の色に暮れゆく海や—/石鼎」
このめ‐は・る【木の芽張る】
[動ラ四]木の芽が膨らむ。木の芽がもえ出る。「張る」を「春」に掛けて用いることが多い。《季 春》「四方山(よもやま)に—・る雨降りぬれば父母(かぞいろは)とや花の頼まむ」〈千載・春上〉
こむぎ‐はいがゆ【小麦胚芽油】
小麦の胚芽から抽出した油。リノール酸・ビタミンEを豊富に含む。食用。
こもち‐かんらん【子持甘藍】
芽キャベツの別名。
こもち‐しだ【子持羊歯】
シシガシラ科の常緑、多年生のシダ。暖地のがけや斜面に垂れ下がって生える。葉は大きく、羽状に深く切れ込む。葉の表面に多数の不定芽を作り、これが地に落ちてふえる。