ばん‐そう【晩霜】
晩春、初夏のころに降りる霜。育ちはじめた草木の葉や芽を傷め、作物に被害を与える。おそじも。《季 春》
ひえ‐まき【稗蒔き】
鉢・水盤などに水を含んだ綿を置いて稗をまき、芽が出たのを青田に見立てて涼感を楽しむ盆栽。《季 夏》「—や疲れたる眼にみどりなり/風生」
ひがい‐りゅう【被害粒】
米穀検査における米粒の区分の一つ。病害・虫害などで損傷した粒や、発芽した粒など。
ひげ‐ね【鬚根/髭根】
単子葉植物で、発芽後に主根が退化したのちに、茎の下部から多数ひげ状に生える不定根。しゅこん。
ひこ‐ばえ【蘖】
《「孫(ひこ)生え」の意》切り株や木の根元から出る若芽。余蘖(よげつ)。《季 春》「—に哀をいひてわかれけり/犀星」
ひこ‐ば・ゆ【蘖ゆ】
[動ヤ下二]《「孫(ひこ)生ゆ」の意》切った木の根株や根元から芽が出る。「荒小田の去年(こぞ)の古跡(ふるあと)の古よもぎ今は春べと—・えにけり」〈新古今・春上〉
ヒドラ【Hydra】
ギリシャ神話で、九つの頭を持った海蛇。ヘラクレスに退治される。ヒュドラ。 冥王星の第3衛星。名はに由来。2005年にハッブル宇宙望遠鏡で発見された。直径は40〜50キロ。ヒュドラ。 ...
ビタミン‐ビーじゅうに【ビタミンB12】
ビタミンB複合体の一。酵母・胚芽(はいが)などに含まれ、ポルフィリンに似たコリン環の中心にコバルトイオンを含む化学構造をもつ。欠乏すると悪性貧血を起こす。シアノコバラミン。
びょう‐じょう【苗条】
茎と葉の総称。一つの茎とそれに生じる葉を、生長の一単位とみていう。シュート。葉条。芽条。
ビーさいぼうせいきゅうせい‐リンパせいはっけつびょう【B細胞性急性リンパ性白血病】
急性リンパ性白血病のうち、未熟なB細胞が異常に増加していくもの。B細胞性急性リンパ芽球性白血病。B-ALL(B-cell acute lymphoid leukemia)。