ちか‐ごろ【近頃】
[名]このごろ。最近。近来。副詞的にも用いる。「—の若い者は」「—手に入れた品」
[副]《「近ごろになく」の意から》はなはだ。非常に。「—かたじけなし」〈咄・露がはなし・二〉
[形動ナリ]...
ちが‐いそ
チガイソ科の褐藻。宮城県以北の海岸の干潮線付近に生え、形はワカメに似て、中肋(ちゅうろく)がある。若いものは食用。えぞわかめ。
血(ち)が沸(わ)・く
感情が高まる。「若い球児の—・く」
チボーけのひとびと【チボー家の人々】
《原題、(フランス)Les Thibault》マルタン=デュ=ガールの大河小説。全8部。1922〜1940年刊。第一次大戦前から戦中にかけてのフランス社会の混迷を背景に、若い世代の苦悩に満ちた運...
ちゃくいのマハ【着衣のマハ】
《原題、(スペイン)La maja vestida》ゴヤの絵画。カンバスに油彩。縦95センチ、横188センチ。横たわる若い女性を描いたもの。同じポーズで描かれた「裸のマハ」と対をなす。マドリード...
ちゅうだんされたおんがくのけいこ【中断された音楽の稽古】
《原題、(オランダ)Onderbreking van de muziek》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦40センチ、横45センチ。年上の男性が若い女性に音楽の稽古をしている場面に、楽器、...
つち‐ぐり【土栗】
ディプロキスティス科のキノコ。夏から秋に山野に生える。初めは灰褐色の球形で、熟すと厚い外皮が星形に裂け、胞子の入った丸い袋が現れる。外皮は湿気を含むと反って開き、乾くと袋を巻いて押し、胞子が放出...
つづら‐がさ【葛笠】
ツヅラフジで編んだ網代笠(あじろがさ)。市女笠(いちめがさ)に似るが、中のみねがやや低いもの。近江(おうみ)国水口(みなくち)の名産。明暦・天和(1655〜1684)ごろ、若い女子の間に流行し、...
つの‐ごま【角胡麻】
ツノゴマ科の一年草。高さ約90センチ。全体が柔らかい毛で覆われ、葉は円状心臓形。夏、白色か紫色で黄色い斑点のある花を総状につける。果実は角状に曲がった突起が服にひっかかるところから「たびびとなか...
つばめ【燕】
1 スズメ目ツバメ科の鳥。全長17センチくらい。上面が黒く下面は白、額・のどが赤い。翼が細長く、尾も長くて先が二またに分かれており、敏捷(びんしょう)に飛びながら昆虫を捕食。日本には夏鳥として渡...