スマトラ‐タイガー【Sumatran tiger】
ネコ科の哺乳類。トラの亜種で、インドネシアのスマトラ島に分布する。体色は黄色を帯びた赤茶色で、黒色の縞(しま)の数が比較的多い。絶滅危惧種に指定。スマトラ虎。
すみる‐ちゃ【素海松茶】
江戸時代の染め色の名。黒っぽい緑茶色。また、海松(みる)色。海松(みる)茶。
せみ‐えび【蝉海老】
ウチワエビ科のエビ。体は長方形に近く、扁平で、体長約30センチ。体表は大粒の顆粒(かりゅう)で覆われ、黄褐色に赤茶色の斑が入る。房総以南の暖海に分布。食用。
せんさい‐ちゃ【仙斎茶】
《「せんざいちゃ」「せんざいぢゃ」とも》染め色の名。黒ずんだ緑色。縹(はなだ)色に下染めしてから、茶色に染めた色。
そば‐かす【蕎麦滓】
1 「蕎麦殻(そばがら)」に同じ。 2 (「雀斑」とも書く)《色と形が1に似ているところから》顔面にできる茶色の細かい斑点。
たいわん‐パナマ【台湾パナマ】
台湾・沖縄などで産する、アダンの葉の繊維で作った夏帽子。パナマに似ているが、薄茶色で安価。台湾帽。
たまご‐いろ【卵色】
1 鶏卵の黄身の色。薄黄色。 2 鶏卵の殻の色。白茶色。
たん‐がら【丹殻】
1 オヒルギの別名。 2 オヒルギの樹皮からとる染料。樹皮を煎じた汁に布帛を浸し、絞って石灰水に通すと赤茶色に染まる。紅樹皮。
たんご‐じま【丹後縞】
丹後地方から産出した縞の絹織物。多くは紬(つむぎ)で、黒か茶色の地に朽葉(くちば)色か萌葱(もえぎ)色で縦縞を表したもの。
だい‐せきはん【大赤斑】
木星の赤道よりやや南に観測される大気の渦。周囲より濃い赤茶色を呈し、地球2〜3個ぶんの直径を持つ。17世紀中ごろに発見されるが18世紀には観測されなかった時期があり、現在の渦が発見時のものとは別...