みそ‐さざい【鷦鷯】
スズメ目ミソサザイ科の鳥。全長約10センチで日本産で最小の鳥の一。全体に濃い茶色で細かい黒斑がある。日本では漂鳥で、渓流沿いに多く、活発に動き回り、短い尾を立てる。春先に張りのある声でさえずる。...
みる‐ちゃ【海松茶/水松茶】
みる色を帯びた茶色。暗緑色をした茶色。
モカ【MOCA】
《4,4'-Methylenebis(2-chloroaniline)》防水剤や床材などに利用されるウレタン樹脂の硬化剤。無色の結晶または薄茶色の粉末。発癌物質であり、特定化学物質障害予防規則の...
もくらん‐じ【木蘭地】
梅谷渋(うめやしぶ)に明礬(みょうばん)をまぜて染めた狩衣(かりぎぬ)・直垂(ひたたれ)などの地。その色は赤みのある黄を帯びた茶色。もくれんじ。むくらんじ。
もぐさ‐じま【艾縞】
茶色の縦糸に白い横糸を織り入れた木綿縞。
もず【百舌/鵙/百舌鳥】
1 モズ科の鳥。全長約20センチ。雄は頭部が赤茶色で目を通る黒い帯があり、背面は灰褐色、下面は淡褐色。雌は全体に褐色。くちばしは鋭い鉤(かぎ)状をし、小動物を捕食。秋になると、獲物を木の枝などに...
もずく【水雲/海蘊】
モズク科の褐藻。静かな内湾のホンダワラ類に着生し、春から初夏にかけ繁茂。茶色で柔らかく、糸状で、よく分枝して房のように見え、ぬるぬるしている。酢の物にして賞味。もぞく。もくず。もぞこ。《季 春》...
やえやま‐じょうふ【八重山上布】
沖縄県八重山地方の、主に石垣島で産する麻織物。赤茶色の植物染料で白地に絣(かすり)模様を摺(す)り込み染めにしたもの。かつては薩摩(さつま)上布とよばれた。
やこう‐がい【夜光貝】
リュウテンサザエ科の巻き貝。潮間帯下の岩礁にすみ、貝殻は球卵形で、殻径約20センチと大形。殻は厚く、表面は緑茶色、内面は真珠光沢が強い。奄美群島以南に産し、肉は食用、殻は貝細工や螺鈿(らでん)の...
やつで‐ひとで【八手海星】
ヒトデ科のヒトデ。磯にすみ、直径約10センチ、焦げ茶色で青や白の斑点がある。腕は長く、ちぎれやすいが再生し、7〜10本のものがみられる。房総半島以南に分布。