とう‐ちゃ【闘茶】
茶の産地や品種を飲み分けて勝負を競う茶会の一種。宋から渡来し、鎌倉末期から南北朝時代にかけて盛んに行われた。現在の茶かぶきにその形がうかがえる。
とちゅう‐ちゃ【杜仲茶】
杜仲の葉を煎じたお茶。肝機能の向上や血圧を下げるのに効果があるとされる。→杜仲
と‐の‐ちゃ【礪(の)茶】
江戸時代の染め色の名。赤黒い茶色。
なごり‐の‐ちゃ【名残の茶】
茶の湯で、残り少なくなった前年の古茶の名残を惜しんで、陰暦8月末日から9月にかけて催す茶会。今は、風炉から炉に移る10月中旬より下旬にかけて催す。名残の茶事。
なら‐ちゃ【奈良茶】
1 奈良地方産の茶。 2 「奈良茶飯(ちゃめし)」の略。
なんど‐ちゃ【納戸茶】
染め色の名。灰色がかった暗い青緑色。
にばん‐ちゃ【二番茶】
一番茶を摘んだあと、2回目に摘む茶。
にほん‐ちゃ【日本茶】
日本でつくられる茶。特に、緑茶をいう。
ねむ‐ちゃ【合歓茶】
カワラケツメイの別名。
のり‐ちゃ【海苔茶】
焼き海苔をふりかけた茶漬け。海苔茶漬け。