ふくら‐すずめ【膨ら雀/脹ら雀/福良雀】
1 まるまると太った雀。また、寒さに全身の羽毛をふくらませている雀。《季 冬》 2 紋所・文様の名。羽をのばした1の姿を図案化したもの。 3 女性の髪の結い方の一。2の形に似せて中央を締め、左右...
ふくろい【袋井】
静岡県南西部の市。もと東海道の宿場町。温室メロンや茶などを産する。人口8.5万(2010)。
ふくろ‐だな【袋棚】
1 床の間の脇の上部または下部に壁から張り出して設ける戸棚。天袋・地袋など。袋戸棚。 2 茶棚の一。志野棚に模して桐で作ったもの。
ふくろ‐もの【袋物】
1 ㋐紙入れ・タバコ入れ・手提げなど袋状の入れ物の総称。 ㋑茶道具を包む布製の袋。仕服(しふく)・大津袋など。 2 袋に入れた品物。「—の菓子」 3 壺や徳利(とくり)などのように、胴がふくらん...
ふざん‐よう【釜山窯】
寛永16年(1639)対馬(つしま)の領主宗氏が釜山の和館に築いた陶窯。御本茶碗(ごほんぢゃわん)を製造した。享保2年(1717)廃窯。和館窯。
ふしん‐あん【不審庵】
1 京都市上京区の表千家の家元邸内にある茶室。千少庵(せんのしょうあん)が利休の三畳台目(だいめ)を復興したのが始まり。現在のものは大正3年(1914)に建築したもの。 2 茶道流派、表千家のこと。
ふじえだ【藤枝】
静岡県中南部の市。江戸時代は東海道の宿場町、本多氏の城下町。茶・ミカン・シイタケ栽培や木工業・化学工業が盛ん。平成21年(2009)に岡部町を編入。人口14.2万(2010)。
ふじくら‐ぞうり【藤倉草履】
藺(い)で編み、白木綿や茶木綿などの鼻緒をつけた草履。
ふじた‐びじゅつかん【藤田美術館】
大阪市都島区にある美術館。実業家藤田伝三郎とその子らの収集品を中心に、昭和29年(1954)開館。茶器、絵巻、仏典などのほか、国宝の曜変天目茶碗を所蔵。
ふじ‐の‐ちゃじ【不時の茶事】
茶事七式の一。不意に訪ねてきた客をもてなすための、臨時の茶会。