ごんず‐わらじ【ごんず草鞋】
乳(ち)とひもとを布で作ったわら草履。子供が用いた。跡付け草履。武者わらじ。権蔵(ごんぞう)。
さん‐がつ【三月】
一年の3番目の月。やよい。《季 春》「—や廊の花ふむ薄草履/蛇笏」
さんや‐ぞうり【山谷草履】
藺(い)の殻で編んだ草履。江戸時代、新吉原の遊郭へ通う客がはいた。
し‐きれ【尻切れ】
《「しりきれ」の音変化》 1 底に革を張った草履。後世の雪駄のもとの形という。 2 「しりきれぞうり」に同じ。
しっきり‐ぞうり【尻切り草履】
⇒尻切(しりき)れ草履
しり‐きり【尻切り】
「尻切れ」に同じ。「—草履」
しり‐きれ【尻切れ】
1 後ろのほうが切れていること。中途半端なこと。しりきり。「話が—に終わる」 2 「尻切れ草履」の略。 3 「尻切れ半纏(ばんてん)」の略。
しりきれ‐ぞうり【尻切れ草履】
1 かかとに当たる部分がなく、後ろのほうが切れたように見える短い草履。足半(あしなか)。しりきれ。 2 はき古して、かかとの部分が切れてしまっている草履。
じょう‐り【草履】
「ぞうり(草履)」に同じ。〈日葡〉
じょ‐じょ
草履をいう幼児語。「赤い鼻緒の—はいて」〈相馬御風・春よこい〉