ぼう‐じ【庖仕】
台所で水くみ・炊事などをする使用人。「若党二人、草履取りに—の飯焚きなり」〈合・女房形気・一一〉
やぶれ‐ぞうり【破れ草履】
すり切れて、ぼろぼろになった草履。やれぞうり。
り【履】
[常用漢字] [音]リ(呉)(漢) [訓]はく ふむ くつ 1 一歩一歩踏みしめる。着実に行う。「履行・履修・履践・履歴」 2 はきもの。くつ。「草履(ぞうり)・弊履・木履(ぽくり・ぽっくり)」...
ろ‐ざし【絽刺(し)】
日本刺繍(ししゅう)で、絽織りの透き目に色糸を刺して布目を埋め込み、模様を作るもの。袋物・帯・草履の表などに用いる。絽刺し縫い。
ろじ‐ぞうり【露地草履】
茶の湯で、雨天のとき以外、露地の出入りに履く草履。竹皮を二重に編んで作る。
わら‐ぐつ【藁沓】
1 積雪地などで用いる、わらを編んで作ったくつ。《季 冬》 2 わらで編んだ草履。わらじ。「—、直垂(ひたたれ)を召して」〈伽・文正〉
わら‐こんごう【藁金剛】
わらで編んだ金剛草履。
わらじ【草鞋】
《「わらんじ」の音変化》わらで編んだ草履状の履物。足形に編み、つま先の2本の緒(お)を左右の乳(ち)に通して足に結びつけて履く。
草鞋(わらじ)を穿(は)・く
1 旅に出る。 2 罪を犯したばくち打ちなどが、土地を離れる。「長の—・く」 3 売買の時などに、値段を偽って上前をはねる。「草履の売人(うりて)にわらぢはくあり」〈滑・膝栗毛・八〉
わら‐ぞうり【藁草履】
わらで編んだ草履。