そう‐ち【草地】
草の生えている所。くさち。
そう‐てい【草亭】
草ぶきのあずまや。また、自分の家をへりくだっていう語。草屋。
そう‐とう【草頭】
1 草の上。「暁霧尚(なお)平野に横(よこたわ)り、—零露多し」〈竜渓・経国美談〉 2 草冠(くさかんむり)のこと。
そう‐とん【草墪/草墩】
腰掛けの一種。わらを芯(しん)にして、高さ約40センチの円筒形につくり、表面を錦(にしき)で包んだもの。平安時代、宮中で節会(せちえ)・饗宴(きょうえん)の際に公家が用いた。
そう‐どう【草堂】
草ぶきの家。草庵(そうあん)。また、自分の家をへりくだっていう語。草屋。
そう‐ひつ【草筆】
草書で書くこと。
そうぶん‐こばん【草文小判】
文政小判の異称。裏面に草書体で「文」の字がある。草字小判。→文政金銀
そう‐ほん【草本】
1 地上の茎は木部があまり発達せず、1年から数年で枯れる植物。くさ。「越年生—」→木本(もくほん) 2 下書き。草稿。
そうほん‐そう【草本層】
森林を階層構造とみた際の、地表面に生育する草本性の植物の部分。
そうほん‐たい【草本帯】
高山帯のうち、主として草本植物が生育する地帯。お花畑とよばれる部分で、それより上は地衣帯、下は低木帯となる。高山草原。